急速冷凍機 ARTLOCKフリーザーとは
超高品質冷凍技術
食材を急速冷凍するにあたって、氷結晶の大きさを左右する冷凍温度や0℃~-5℃の通過速度も重要であるが、それに加えてARTLOCK冷凍は高湿度冷気で全方位から全体を均一に冷却するために、氷結晶の形状が歪にならない。
ARTLOCKフリーザーは冷凍保管温度帯による食材への影響を最小限にとどめるため再現性が極めて高くなっています。
なぜ、いま急速冷凍機が求められているのか
新冷凍技術で多くの食品を扱う企業や店舗の従来の大きな問題点を解決 急速冷凍庫ARTLOCKフリーザーを導入すると、以下の問題を解決できます。
・毎月のランニングコストをもっと抑えたい。
・食材の品質を下げないで冷凍保存したい。
・調理したものをそのまま冷凍したい。
ARTLOCKフリーザーは高い冷凍能力と低ランニングコストを両立し、独自の技術で新しい食品の品質管理を実現します。また近年問題となっている食料ロス問題を解決するツールとして世界中から期待されています。
ARTLOCKフリーザーの特徴
ARTLOCKフリーザーは、一般的な冷凍機に使用されているエアーブラスト方式ではなく、非貫流冷気システムの急速冷凍機です。
この非貫流冷気システムというのは、冷凍機内に置いた食材を包み込むように冷却する特徴があります。そのため、特定の箇所から冷気を飛ばして食品を冷却する一般的な冷凍庫に比べて素早く全体を凍らせることができます。
素早く冷凍保存が可能なので、食材内部の成分に対する負担を軽くして味の劣化や食材の目減りを最小限に抑えることができます。
このように無駄な冷気を使わずに高精度の冷凍が可能なARTLOCKフリーザーは、コスト面でも冷凍能力でも優れた急速冷凍機といえます。
ARTLOCKフリーザーの5つの利点
ARTLOCKフリーザーが実現する5つの利点
1.食材の目減りと乾燥が大幅改善
食材内部の水分をほとんど失うことなく急速冷凍ができます。そのため、食材の乾燥と目減りが大幅に改善します。
2.霜が食材につくのを防止
冷気を冷凍機内部に循環させることなく食材を冷却するので、装置にも食材にも霜がつきにくいという特徴があります。結果として、冷凍機の霜を取る時間とコストをカットできるというメリットにもなります。
3.本来の風味と鮮度の再現
ARTLOCKフリーザーの急速冷凍技術は、食材の細胞内部にできあがる氷結晶を小さなサイズに抑えることができます。そのため、食材内部の成分に与える影響が最小限で済むので味の劣化が少なくなります。 このような特徴があるので冷却した食材を解凍した際に食材本来の鮮度と風味を限りなく再現可能です。
4.安全保存が可能
温度が高い食材でも冷凍機に入れてすぐに冷凍可能です。このような特徴がある急速冷凍機だからこそ、温度が高い食材でも安全に長期保存ができます。
5.できたての形を崩さずに凍結が可能
冷凍機内部で風を食品に直接当てることなく食材の凍結をします。そのため、急速冷凍機内部の冷凍風によって食材が撒き散ることや食材の形状が崩れることを防げます。
驚きのARTLOCKフリーザーの技術
超高品質冷凍とランニングコスト低減を同時に実現したARTLOCKフリーザーは、非貫流式熱交換による高湿度冷気を採用しているため、CO2排出も大幅に制限できます。
従来のエアーブラスト方式と違って、非貫流冷気システムを搭載したARTLOCKフリーザーは食品全体を「立体的にムラ無く」そして、包み込むように冷却・冷凍していきます。また、他の急速冷凍機と大きく違う点は、熱い食品の予冷なし”急速冷却”も可能です。 つまり、冷凍する前に冷やすという工程が必要ありません。
ARTLOCKフリーザーラインナップとスペック一覧(一体型タイプ)
ARTLOCKフリーザーの導入が望ましい食材紹介
・おはぎ | ・餅 | ・イチゴ大福 |
・プリン | ・カスタードクリーム | ・みたらし団子 |
・大福 | ・きな粉餅 | ・さくら餅 |
・シュークリーム | ・牛乳 | ・うに |
・イクラ | ・馬刺し | ・レバ刺し |
・ユッケ | ・牛刺し | ・厚揚げ豆腐 |
・おせち料理 | ・胡麻豆腐 | ・卵焼き |
・厚焼き玉子 | ・おにぎり | ・押し寿司 |
・シャリ玉 | ・サンドイッチ | ・握り寿司 |
・太巻き | ・軍艦巻き | ・フランスパン |
・アンパン | ・蒲鉾 | ・辛子レンコン |
・生うどん麺 | ・竹輪 | ・ナムル |
・生そば麺 | ・ブルーベリー |
これらの食材は、ARTLOCK方式のARTLOCKフリーザーだからこそ、味や品質を落とさずに冷凍保存が可能です。このように、本来ならば冷凍保存が難しい食品の長期保存が実現できるのがARTLOCKフリーザーの大きな特徴です。
ARTLOCKフリーザーは、ここで紹介していない食材の冷凍保存にも非常に適した急速冷凍機です。もし、「この食材を冷凍しても、味は変わらないだろうか」と思う食材がありましたら、品川のデモ会場にて実際に試してみることをおすすめします。
ARTLOCKフリーザーの導入事例
需要の多い、代表的な食材を、ARTLOCKフリーザーで冷凍保存した結果を紹介。
和菓子・洋菓子
おはぎやさくら餅のような和菓子、カステラやモンブランのような洋菓子は、冷凍保存をすると味と形が変わるため冷凍保存に向きません。 ARTLOCKフリーザーを使って冷凍保存すれば、お菓子そのままのおいしさを残しつつ長期間保存することができます。
鮮魚・生肉
刺身や生肉は、冷凍保存すると食材内部の旨味成分が落ちるといわれています。このような生モノであってもARTLOCKフリーザーを利用すれば、味と歯ごたえを落とさずに長期保存が可能になります。 うにやイクラのような通常の冷凍保存では新鮮味が失われる食材にも利用可能。
惣菜
ARTLOCKフリーザーは高温で加工されたコロッケやとんかつのような食品の冷凍保存にも適しています。熱い加工食材でも高速で冷凍してくれるので、食材の歯ごたえやおいしさを失わずに長期保存ができます。「解凍した食品なのにできたてと変わらない味」の再現が可能です。
米飯・パン
ARTLOCKフリーザーは、お寿司やチャーハン、ピザ、クリームパン等の作りたての味を失わずに冷凍保存が可能です。どうしても冷凍保存をすると味が劣化するお寿司も、握りたてのおいしさを失わずに長期で保存できます。
練製品・その他
かまぼこやちくわのような練り物や、チキンナゲットやフライドポテトのような食材も冷凍保存可能です。
どうしても練り物やファーストフード食品の場合、冷凍保存すると作りたての歯ごたえや旨味が失われ、ぱさつきが生じます。ARTLOCKフリーザーで冷凍保存すれば、ぱさつきが発生せず作りたてのおいしさを再現することができます。
このようにARTLOCKフリーザーの特徴は、一般的に冷凍保存に向かない食材も冷凍保存ができることです。
冷凍保存後の味や品質を確かめたい食材がございましたら、下記で紹介しているデモ会場で確認が可能です。
下記で紹介しております品川デモ会場では、より急速冷凍機の詳細な情報が得られます。
品川デモ会場に関する情報は、下記の記事で紹介しております。
- ・食材凍結テスト体験談の記事はこちら
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