食材凍結テストで最高の急速冷凍機を!
食材凍結テストで最適な急速冷凍機をピックアップ!
最も優れている急速冷凍機とはどこのメーカーのものなのでしょうか?
実は「最高の急速冷凍機」とは食材によって異なりますので、一概に「◯◯社の製品が最高」とは言えません。
冷凍機によってサイズも様々ですし価格もピンキリですので、「最高の急速冷凍機」は食材によって、それと同時にあなたが扱いたい食材によって変わってくるということです。
「自社の食材に最も適した急速冷凍機を購入したい」とお考えかと思いますが、急速冷凍機によって得意な食材が違いますので、テストもせずに1つの製品に決めるのは非常に困難ですよね。
そんな皆様のために複数の急速冷凍機を置いた品川デモ会場は存在しています。
品川デモ会場は日本唯一の急速冷凍機専門商社が運営しているデモ会場です。
ここでは、各メーカーの急速冷凍機の価格や冷凍力を比較検証することができるため、あなたに最適な急速冷凍機を選ぶことができます。
急速冷凍機.comでは、実際に品川のデモ会場に足を運び、各メーカーの急速冷凍機で凍結テストを実施した結果と感想を紹介します。
急速冷凍機のデモ会場へ実際に行ってみました!
デモ会場へ着くと担当者の方々が温かく出迎えてくださいました。
こちらの担当者の方々は急速冷凍機の専門家の方です。担当者の中には、お爺さんの代から三代冷凍機を扱っている方もいます。
デモ会場の中には、液体凍結機から非貫流式冷凍機、磁場凍結機、緩慢凍結機(従来のもの)まで、様々な種類の凍結機が用意されています。
早速持ち込んだ食材を色々な急速冷凍機で凍結テストさせていただきました。
持ち込んだ食材は、下記の9種類です。
- ・バナナ
- ・パン
- ・刺身
- ・タコ
- ・じゃがいも
- ・そら豆
- ・カキ
- ・もやし
- ・プリン
今回は9種類の食材を、液体凍結機と空気凍結機で凍結比較テストしました。
まずは液体凍結機による凍結過程を紹介します。
液体凍結機はマイナス30℃前後のアルコールに直接沈め、凍結させるので凍結前に袋詰めが必要です。
袋詰めが終了したらいよいよ液体凍結機に沈めて、凍結をしていきます!
スイッチを押すとゆっくり、
食材が液体に沈んでいきます。
このまましばらく放置し、その間に空気凍結機の準備もします。
空気凍結機はそのまま凍結。空気凍結は準備が簡単なのもメリットですね。
凍結後の写真はこの通り。
少し写真ではわかりずらいかもしれませんが、カチカチに凍っています。もやしはまるで揚げたてのポテトのようでした。
液体凍結の方もこの通りカチカチに凍結できました。
ブリ・カキ
タコ
袋詰めしない状態でも凍結をしてみました。
液体凍結機では、人体には全く影響のないアルコールを使用しています。そのため、袋詰めしない状態で凍結しても安心して食べることができるということです。
袋詰めせずに凍結したイチゴも美味しく食べることができました。
凍結テスト結果
全ての食材の凍結が終了した後、解凍して味や食感を比べてみました。
凍結後の食べ比べの結果は以下の通りです。
◎=凍結前と全く変わらない(むしろ美味しい?)
○=凍結前とほぼ変わらない
△=凍結前と比べると味や食感は落ちている
液体凍結機 | 空気凍結機 | |
バナナ | △ | △ |
パン | ○ | ○ |
ブリ刺身 | ◎ | ○ |
タコ | ◎ | ○ |
じゃがいも | △ | ○ |
そら豆 | ○ | ◎ |
カキ | ◎ | ○ |
もやし | △ | △ |
プリン | ◎ | ○ |
表からもわかる通り、味の変化の結果は食材ごとに全然違うものとなりました。
最高の急速冷凍機というのは冷凍する食材によって変わることが良く分かりました。
ブリの刺身、タコ、カキなどの魚介類は、液体凍結機で冷凍保存したほうがおいしかったです。
一方、そら豆の冷凍保存については空気凍結機が向いているのが分かりました。
◎を付けた所は、凍結前よりも美味しくなったと感じた食材です。食材によっては、急速冷凍機で冷凍保存すると凍結前より美味しくなるということもあるようです。
このように、実際に凍結テストをすることで食材の味の変化がわかります。最適な急速冷凍機をお探しの際には、実際に食材を持ってデモ会場で試してみることをおすすめします。
今回は、品川デモ会場にお邪魔させていただき凍結テストをさせていただきました。
下記で紹介しております品川デモ会場では、より急速冷凍機の詳細な情報が得られます。
品川デモ会場に関する情報は、下記の記事で紹介しております。
- ・食材凍結テスト体験談の記事はこちら
- ・品川デモ会場の紹介記事はこちら
- ・品川デモ会場独自サービスの取材記事はこちら
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