急速冷凍機導入にかかるコスト

業務用急速冷凍機は家庭用冷凍庫に比べ、導入に非常にコストがかかります。理由は、急速冷凍機はコスト以上に機能、処理速度が大きく違うからです。

処理量や何を冷凍するかによって全てが変わりますが、イメージとして業務用急速冷凍機と家庭用冷凍機を比較してみました。 

導入コスト

業務用急速冷凍機の市場の相場は約300万円以上しますが、1時間で100kgなど連続で大量の冷凍を必要とする場合は、トンネル型が必要になり数千万円する場合があります。これに加え、設置費用、室外機などが必要です。

この値段の差の理由は、機能と処理量の違いです。家庭用冷凍機ではできない圧倒的な冷凍スピードと最高品質の冷凍技術が特徴です。

冷凍した食品を解凍するとドリップという液体がでますが、その中身はうま味成分や栄養分です。これをどう食品に留めるか、それが急速冷凍機にしかできないポイントです。

初期投資として冷凍機は費用を必要としますが、導入した会社の多くは購入後、数年以内に導入コストを回収しています。その理由は、食材の長期保存によって販路拡大、新商品の開発が可能になり、売り上げが上がるからです。

また、食品の廃棄量（ロス）を減らすことによる大幅なコストの削減も導入コスト削減の大きな部分を占めています。 食品や食材の質を追求し、本当にいいものを求めている方には割安の機器となるはずです。

ただ、導入コストはお客様のご要望にあわせてアレンジにより値段が変わりますので、お問い合わせにより詳細な打ち合わせが必要です。

・何を冷凍するのか
・どこに設置するのか
・どのくらいの量を処理する予定なのか
・1時間あたり、どれくらいのスピードで冷凍するか

以上の点が重要になります。また実際にお客様が食材を持ち込んで、冷凍した食材の品質チェックや凍結スピードなどを前もって調べることができるショールームもご案内しています（有料）。

ショールームでは、お客様のご要望をリスニングし、大体の見積もりもお知らせすることができますので是非ご利用ください。

ランニングコスト

急速冷凍機には空冷/電磁式と液体式の２種類があり、それぞれランニングコストは変わります。一般的に液体型の方がランニングコストは安いといわれています。

空冷/電磁式で１時間当たり、数円～10円以内程度、液体式では一般の冷凍庫と同様に1時間にかかる費用は数円です。 今日では、1kg当たり数円とランニングコストが最安値であり、導入コストも安価な磁場凍結機も出てきています。 

家庭用にはない業務用急速冷凍機の特徴

スピード処理速度

業務用急速冷凍機は家庭用冷凍機と違い、大量の食品を冷凍する必要がある場合が多いです。

家庭用ですと数キロの食品を冷凍するのに数時間かかりますが、こちらで紹介している急速冷凍機ですと100kgを1時間で凍結させることも可能です。

処理速度は、どのような食品をどれくらいの量を扱うかによって変わってきます。 また、液体式の方が空冷/電磁式よりも処理スピードは一般的に早いです。この点でも食材にマッチした冷凍機を選ぶことが重要です。

機能

業務用冷凍機と家庭用のものとは機能、技術も大きく違います。一番大きい違いは解凍後のドリップ量です。

ドリップが流れ出すということはうま味が目減りするとともに乾燥し、商品価値を著しく下げます。

これは大きなロスです。最高品質の冷凍技術で食品の価値を保ち、ロスをなくすことを業務用急速冷凍機は実現します。

東京品川デモ会場の紹介

このページでは、急速冷凍機の購入時と購入後に必要な相場コストを紹介しました。

上記で述べたように、金額は相場金額であり、急速冷凍機の機種や冷凍能力によって大きく変動します。 より詳細な導入コストやランニングコストを知りたい方は、下記で紹介する商社の担当者にお伺いください。

こちらは日本で唯一の急速冷凍機の専門商社です。 この商社では資料請求や食材の凍結テストをはじめとした急速冷凍機に関する各種のサポートを提供しています。 メーカーではなく商社という立場なので完全に中立の立場から相談させていただいています。 詳しくは以下の東京品川デモ会場のページで紹介しています。

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