急速冷凍庫の小型製品に注目!
食材の劣化を防いでくれる急速冷凍庫。
一般的な認識では、機体も大きく高額なので、店舗の規模によっては導入が考えられなかったかもしれません。しかし、実際に急速冷凍庫を購入するのは難しいのでしょうか?
急速冷凍庫の導入について、多くの方が気になる価格相場などについて説明します。
瞬間冷凍が可能な急速冷凍庫について
瞬間冷凍とは、最大氷結晶生成帯(-1℃~-5℃)の温度帯の通過時間を短くすることで、食材の細胞破壊を最大限に防ぎながら冷凍できる技術。
生鮮食品などの食材は、そのほとんどが水分を含んでいます。食材に含まれる水分は、冷凍される時に最大氷結晶生成帯の通過速度が遅いと氷結晶が大きくなるので、細胞を壊してしまいます。
このような食材の細胞破壊の問題は、「急速冷凍」と呼ばれる瞬間冷凍技術が開発されて実用化されたことで、ほぼ解決できるようになりました。
以前は、瞬間冷凍庫を導入に関して、店舗事業者の方々はあまり重要性を認識していませんでした。しかし、最近では急速冷凍庫を実際に導入することで、食材の品質管理を行っている店舗も増えています。
急速冷凍庫を導入した事により、店舗事業者は鮮度の高い美味しい冷凍食品を、お客様に提供できるようになりました。
店舗事業者が瞬間冷凍技術が必要な理由を詳しく説明していきます。
瞬間冷凍が必要な理由
食材は65℃~10℃の間の温度で空気に触れている段階から、すでに劣化が始まっています。
その結果、生物の場合は鮮度を長く保ち続けるのが難しく、売れ残ってしまった商品は保存ができずに破棄するしかありません。生鮮食材を取り扱っている事業者は、劣化した食材を破棄する場合にも処分コストが発生してしまうので、余計な経費を使ってしまうことになります。
食材破棄については、飲食店などの店舗だけではなく、世界中の各企業で起きている環境問題としても問題になっています。
食材破棄の問題を解決することができる一つの方法が瞬間冷凍技術を使った「急速冷凍庫」なのです。
一方で、急速冷凍庫の価格やサイズについての情報が少ないので、導入を検討していた事業者の方は、導入について先送りにしてしまう傾向もあります。
続いて、急速冷凍庫の価格やサイズに対する導入への悩みの解決方法をご紹介していきます。
店舗の悩みを解決できる小型急速冷凍庫
急速冷凍庫について初めて聞いた方は、実際にサイズがどのくらいなのかわからない方も多いのではないでしょうか?
急速冷凍庫と聞くと、業務用の冷凍庫のイメージもありますので、大型のサイズの冷凍庫をイメージする方も多いようです。しかし、実際には、急速冷凍庫には様々な種類があり、サイズも大型機種だけではなく、小型機種も存在しています。
例えば、リジョイスフリーザーと呼ばれる機種の場合、一番小さいサイズの機種では、横700mmというコンパクトなサイズになるので、狭いスペースの店舗でも問題なく設置する事が可能です。
そして、新たに急速冷凍庫を店舗に設置するとなると、“既存の冷凍庫は捨てなきゃいけないの?”
と疑問になる方もいらっしゃるでしょう。急速冷凍庫を導入したからといっても、既存の冷凍庫が不必要になるというわけではありません。
基本的に急速冷凍庫はあくまでも食材を急速で冷凍させるための機材であって、食材を冷蔵で保存する目的で使用しません。もちろん、Flash フリーザーのように冷凍保存として使用できる機種もありますが、急速冷凍庫一杯に食材を入れてしまうと、後から凍結したい食材を入れるスペースがなくなってしまいます。
もし、急速冷凍庫で凍結させた食品を保存したいのであれば、急速冷凍庫で冷凍をした後に、既存の冷凍庫に移して食材を保存した方が、より効率的に急速冷凍庫を運用することができます。
急速冷凍庫の運転コスト(電気代)
急速冷凍庫を導入する際には、電気代がどのくらいかかるのかも気になるポイントの一つです。
急速冷凍庫の運転にかかる電気代は、一般的な冷凍庫を運転する際の電気代と大きく変わらないので、一般的な冷凍庫と同じ感覚で使用する事が可能です。
急速冷凍庫の機種価格
急速冷凍庫については、公開されている情報が少ないということもあり、実際に機体の価格がどの位になるのかが気になっている方もいらっしゃるでしょう。
インターネットが発達して様々な情報を手に入れることができるようになりましたが、実際に急速冷凍庫の相場価格を調べても、価格に関する情報はあまり公開されていません。個人で価格の調査をしても、急速冷凍機の価格を比較するのは難しいのが現状です。
当サイトでは「急速冷凍機の価格」について、実際に急速冷凍庫を取り扱っている事業者に連絡をとり、詳細を記事としてまとめて公開しています。
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>>急速冷凍機の価格
最後に、小型の急速冷凍庫を導入するにはどうすれば良いか、導入の流れについてご紹介していきます。
小型急速冷凍庫を導入するには?
今まで導入が難しいと考えていた急速冷凍庫が導入できると、様々な商品企画ができるようになりますし、無駄な食材のゴミを減らすことができます。
急速冷凍庫の導入コストは、少なく見積もっても100万円単位の買い物になるので、購入は慎重に決める必要があります。
実際に店舗で使用できるのか判断するためにも、直接取り扱う食材を使ってしっかりとデモテストを行い、急速冷凍機の機能を確認をする事をおすすめします。
下記で紹介しております品川デモ会場では、Flash フリーザー、リジョイスフリーザーを一ヵ所でテストできますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご予約・お問合せ下さい。